漁師になる
釣りやボートフィッシングが趣味でマイボートが欲しい!けどマリーナに係留するには高すぎて船を購入するのに躊躇している。けれど不法係留などして法も犯したくない!とお考えの方は漁業に入って漁船として船を所有するという手もあります。
さて、漁協に入るには組合員になる必要があります。しかし組合員といっても様々で今は地域によっては漁業で生計を立てている方は少なく、会社勤めや自営業の傍ら趣味で漁をしている方も多いのが現実。では、組合員になるにはどうすればいいのか?私の地元の印旛沼を例にとってお話をしましょう。
(印旛沼)漁協の組合員になるためには
1)水産センター内の印旛沼漁協に行き入りたい旨の意向を伝え書類をいただく
2)何処に船を置くか船溜りを検討し、その場所の総代に話を通し、
その地域の理事に書類に推薦の署名捺印をお願いする。
3)以下に示す費用を支払う。
※生業とするわけではなく趣味なので准組合員でいいので
出資金:15,000円(准組合員)
加入手数料:10,000円
小計 25,000円(初回のみ)
組合費:10,000円(年2回に分けて5000円づつ徴収)
網設置費等: 5,000円(竹筒50円×100本)
小計 15,000円(毎年)
合計 40,000円
4)船を係留し仕掛けを設置する。なお船は機関等がついていなくても可。漁船として船を登録する場合は以下に示す金額を必要とする。
※通常のプレジャーボートのままでも構わないが
登録代行料:16,000円(初回のみ)
船舶検査料: 7,000円(5年毎)
合計 23,000円
5)毎年魚網等の仕掛けを登録し料金を支払う。
魚網は主に有限会社 小沼魚網(0299-66-6206)潮来で注文している者が多い。漁を行わない場合は「休業中」ということで申請を出せば漁業権を保有したまま継続可能。
6)その他
禁猟区、操業方法等についての注意書きが渡されるので、それらを十分把握した上で他の漁師と連絡を取り合いながら慎重に行動する。